働き手不足の解消や生産性向上などを目的とし、さまざまな業界でDX化が進められています。ここでは「部品ピッキングシステム」について解説します。
ピッキング作業とは倉庫内にある商品や部品を集める(ピックアップ)する作業のことをいいます。ピッキング作業においては「いかに効率よくピッキングを行うか」が重要になるわけですが、ピッキング対象を取り違える・数量を間違える・付属品を忘れるなどのピッキングミスが発生しがちです。また、在庫量が多い倉庫の場合には対象となるモノを見つけるまでに時間がかかってしまうという問題や、そもそもその棚にたどり着くまでに移動時間がかかってしまうなどの問題も発生することがあります。
結果としてピッキング作業に多くの時間を割かざるを得なくなり、ピッキングのためにかかる人件費や保管費用などがかさんでしまうという現状があります。これらの問題は人がピッキング作業を行っているような現場で起こりがちな問題・課題です。
デジタル表示器を利用したピッキングシステムであり、工場や物流センターの作業者は表示機のランプが光った場所まで行き表示された数量だけ対象となるモノを取り出します。表示機に示される指示に従ってピッキング作業を行うことにより、正確かつスピーディーなピッキングを行うことも可能になります。
スマートフォンやタブレットなどのデバイスを活用し、ピッキング作業を効率化する仕組みです。紙のリストや専用のハンディターミナルなどを使用する必要がなく、一般的なスマートフォン・タブレットなどの端末を使用できるという特徴があります。ピッキング作業や在庫の状況をリアルタイムで確認することも可能なため、コスト削減と作業品質の平準化が目指せます。
シャッター付きの表示機を活用することでピッキングミスを大きく減少させられる方式です。シャッターが開いた間口に投入することにより、対象ではない間口が「開かない」という形でピッキングミスを防ぎます。種まき・摘み取り方式の両方に対応することが可能であり、誤出荷の減少や精度の向上を見込めます。
ピッキングシステムの導入により、対象となるモノを倉庫内で探し回ったりする必要がなくなるため作業効率を大幅に向上させることが可能です。作業効率が向上するとその分後工程も前倒しにすることができるようになるため、全体としてのリードタイム短縮に繋がります。
ピッキングをすべて人の作業で行うと、対象となるモノの取り違えや数量間違いなどといったヒューマンエラーが発生してしまいます。システムを導入しピッキング作業を仕組み化することで、これらのエラーを防ぐことが可能です。
スマートフォンやタブレットを活用してピッキングを行うことにより、クラウドなどの環境でデータ集計を自動で行えることからリアルタイムで在庫管理を行うことが可能になります。
ピッキング作業を効率化することができると、これまでかかっていた無駄な時間を大幅に削減できることから労働時間の短縮に繋がります。また、そもそもの人員数も削減できることから、全体として労務コストを削減・圧縮することに繋がります。
備品の種類は使う場所や業界によって多種多様なもの。備品に関して解決したい問題も異なります。それらの問題は備品管理システムを導入し、DX化することで解決を図りましょう。ここでは業界別でおすすめの備品管理システムをご紹介。ぜひDX化を進めるための参考にしてください。


