英語の“Bill Of Materials”の頭文字が由来であり、日本語では「部品表」や「部品構成表」と訳されるのがBOMになります。製造業においては重要な役割を担っており、管理の良し悪しが、製造する製品の品質をも左右するとされます。そんなBOMについて、詳しく見ていきましょう。
日本語で「部品表」あるいは「部品構成表」を意味しており、ひとつの製品を製造するために必要な部品の品名や品番、型式番号、単価などの情報をリストアップしたものがBOMということになります。
言わば製品を製造していくための基本情報となるものであり、設計部門や製造部門はもちろん、部品の仕入れや購買を担当する部門や、製品のアフターサービスを担う部門など、メーカー内の様々な部署で活用されます。それこそ製造業においては部品調達のスケジューリングや工程管理、原価管理など、様々な場面で不可欠となるリストがBOMということになります。
ひとつの製品を製造するために必要な部品すべてを取りまとめたBOMを製造現場で活用するのは、製品の生産管理の効率化と、製品の品質を高い水準で維持するためということに尽きます。
例えばBOMが存在していない、あるいはBOMが不正確な製造現場では、製品の製造に必要な部品がきちんと揃わなかったり、手配しなければならない部品の発注が行われていないといったことが起こりやすくなってしまいます。逆にBOMを正しく活用すれば、効率的で正確な生産管理に繋げることができます。また製品の設計変更に伴う使用部品の変更があった場合なども、変更点を迅速に把握でき、対応もスムーズに行うことができます。
BOMの管理方法として古くから行われているのが、紙に手書きで記録するというやり方になります。それこそパソコンの操作が苦手という方や、ITに関する知識が乏しいという方でも、BOM管理を行うことができます。一方で、更新や修正に手間がかかり、記入漏れや誤記などのミスも起こりやすく、情報の共有がしにくいといったデメリットがあります。
パソコンを導入している職場であればお馴染みの表計算ソフトであり、一定の操作スキルがあれば編集や更新なども容易。関数を用いた自動計算などの機能も活用することができます。一方で、複数の人間が同時に編集することはできず、部門をまたいでのデータ管理も不向きなため、関わる人数が多い大規模プロジェクトなどではデータの不整合などの混乱をきたしてしまう恐れがあります。
紙やエクセルでのBOM管理における問題点やデメリットを解消し、より高度な管理を実現できる方法として注目されているのが、BOM管理に特化した専用システムやソフトウェアを活用する方法。近年では、導入事例も増加傾向にあります。
専用システムやソフトウェアを活用するメリットは、大規模なプロジェクトで部品の種類や点数が膨大となるような場合でも、データ管理を的確に行うことができ、更新漏れなどのヒューマンエラーも発生しにくい、関係者間での情報共有も行いやすいといった点が挙げられます。ただし、相応のコストがかかるため、導入するメリットと予算の兼ね合いをしっかり検討しなければなりません。
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