本サイトで再三述べています通り、製造業で重要な部品表であるBOM。紙やエクセルでの管理も可能ですが、より高度な管理も可能となるのが部品管理システムになります。部品管理システムとはどんなものなのか、詳しく見ていきましょう。
製造業において重要な役割を担う部品表(BOM)。紙とペンでの手書きや、表計算ソフトのエクセルで管理することもできますが、部品の種類が多くなる程に、また関わる人員が多くなる程に、情報の更新漏れなどが起きやすくなり、リアルタイムの正確な情報が共有できないといった問題が起きがちです。
部品管理システムとは、そんな問題や課題を解決するためのシステムに他なりません。「BOMツール」や「BOMシステム」とも呼ばれます。BOMの管理に特化したシステムであり、部品の在庫状況や調達発注などの情報を一元管理でき、正しい情報を関係者で共有することができます。
筆頭に挙げられるのは「BOM管理機能」。例えば製造業で起こりがちな、設計部門と製造部門で独自にBOMを作成し、部品番号も統一されていないため食い違いが起きるといった事態を防ぐことができます。
また製品の改良などで設計変更が行われた際に、部品の変更や差し替えを自動的に行う「BOM更新機能」。どの保管場所に何の部品がいくつストックされているかを管理する「在庫管理機能」。
製造する(された)製品を特徴や属性など、系統ごとに管理する「製品管理機能」などが備わっています。
先にも述べました通り、紙ベースやエクセルでのBOM管理は、記入漏れや誤記などのヒューマンエラーがどうしても起こりがちです。部品管理システムでは情報が自動更新されるので、リアルタイムの正しい情報が関係者全員で共有できます。
また生産管理システムなどとの連携も簡単に行え、設計変更の対応なども容易。製品の生産性向上に大きく寄与します。さらにはそうしたデータを蓄積できるので、将来的にも業務効率化に役立てることが期待できます。
これまで設計部門や製造部門など、部門ごとに独自の方法でBOMを管理していたという場合には、慣れ親しんできた方法を一気に変更しなければなりません。また、バラバラだった品目コードを統一するという作業も必要に。加えて、これまで管理してきた部品に関する情報を、改めて部品管理システムに入力する労力が必要となることに留意が必要です。
率直に申しますと、部品管理システムは製品を製造するための部品点数や種類が多い現場ほど、関わる人員が多い企業ほど、メリットが大きくなる傾向にあります。逆に言えば、中小企業などでは、部品管理システムはオーバースペックになってしまい、必要としない機能も多く搭載されているというケースも起こり得ます。導入には少なくない費用がかかるという点も然り。部品管理システムを検討する際は、これらの点をしっかり検討し、自社に必要かどうかを慎重に見極めることが求められます。
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